地方自治を住民の手に

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 「地方自治を住民の手に」
 第10回地方自治研究全国集会(岡山)にやってきました。私は数年前、福岡で開催された時にお手伝いを一度したことがありますが、参加は初めてです。

うらじゃ オープニングは地元の皆さんが、劇「おかやまの桃太郎」と踊り「うらじゃ」を披露してくれました。住民参加型の企画に相応しいですね。

 企画づくりに参加したのは、自治体職員の労働組合はじめ、医療機関や保険医の連合組織、女性団体、弁護士組織、人権問題組織、自営業者組織、さらに農業者組織など、多彩な21団体。
 まさに、地域に住まう多様な方々が一同に会して、それぞれの立場から意見を述べ合い、地方自治を考える集会です。

 記念講演は元駐イラン大使の孫崎享(まごさきうける)さんで『日米同盟の正体 ~軍事・経済への影響~』 。
 
日米安保条約は実質的に変質し始め、条文の半分以上が”無くなっている”と言っても良い状態になっている(2005年、日米閣僚による合意文書「日米同盟:未来のための変革と再編」)。
 総じて言えば、安保条約に基づく「アメリカが日本を守ってくれる」状態では無くなっている。日中間、日韓間の問題にもアメリカはアメリカの意志で判断する。有事の際は日本国土を”基地”として良いように使うだけ。日本国民には知らされていない。中国の台頭に、日本は新たな安全保障を議論する必要がある、といったところでしょうか。
 先日聴いた寺島実郎さんも、経済分野で同じことを言っていた気がします。

 記念講演に続く基調フォーラムでは、参加団体から7名と岡山県新庄村長の笹野寛さんから、取り組みなどが報告されました。いくつか紹介しますと、
・京都市職労から「カウンター越しに市民と向かうのではなく、カウンターをこえて市民の中に飛び込む姿勢で」
・名古屋市南環境事業所から「ごみを収集するだけなら、民間でもできる時代。公務労働者はどうあるべきか。環境学習に取り組んでいる(幼稚園などに出向く)」
・岡山市職労から「公民館の職員が正規でなく嘱託であることの被害は市民に及ぶ。社会教育とは何か、公民館とは何かを学び実践しながら正規職員化に取り組んできた」
・農業者の方から「コメを作って、メシ食えねえ!」との叫び!
・新庄村長「日本で最も美しい村をめざしている」「住民の”安全・安心”に”絶対”を加えるよう目指したい。それを目指すのが政治」「地域資源を生かし、産業を興し、雇用を創る。若者が生き生きと暮らす社会でなければ、高齢者も安心して暮らせない」
…など。

 なんせ、自治体のあり方をめぐってそれぞれの立場なら集まっていますから、色々なお話しがありました。今日は、全体として「こんな感じだ~」ぐらいでいいのかな。。。

コメを作ってメシ食えねえ 新庄村長、笹野寛さん

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