人権問題の研究集会

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 今日は岡山県にやってきました。人権問題の研究集会です。

 この研究集会は、社会問題としての部落問題が基本的に解消したことを受けて、「旧身分に係る社会問題の克服を課題にした部落解放運動から卒業し、地域社会を基盤にした人権の確立をめざす運動へと前進」させるべく、全国部落解放運動連合会から発展的展開を図った全国地域人権運動総連合の主催による研究集会です。今年で6回目を迎えますが、私は始めての参加です。

渡辺治教授 今日のプログラムは全体会。
 記念講演は、一橋大学名誉教授の渡辺治さん。憲法を暮らしに生かす立場から講演。民主党政権を生み出した力は平和(9条)、生存権(25条)を守って欲しいという国民の思いと運動。しかし一部前進はあっても、結局後退が起きている。それは、鳩山首相の中に、構造改革でもない、(地域への)利益誘導でもない、これまでの自民党政治に代わる新しい社会のあり方が見えていないからだ。それを前進させるためには、地域からの国民の運動が必要であると。

 その後4名の方から特別報告。中でも心に刺さったのは、障害者自立支援法とのたたかいをしている方の言葉。
「応益負担とは、障害者が生きていく為に息を吸うことそのものが「益」と捉えられたもの」
 ”利益を享受するなら相当の負担があってもいいのでは?” ともすると当たり前に聞こえるこの”応益負担”。しかし障害者の方にとっては、人間として生きる為の最低限の医療行為さえ”益”とされ、それに費用がかかっているのです。
 この施策が、「国による障害者差別であり、憲法違反および人権侵害」であると、提訴し争っているのです。  
 残念ながら昨日28日、この障害者自立支援法を「延命」する法案が、民主・自民・公明の強行採決によって、衆院厚生労働委員会で可決されました。

 後期高齢者医療制度、普天間基地問題、障害者自立支援法、なんだ、鳩山政権て自民・公明政権と変わらんじゃん!

 

 ちなみに今日の研修参加は全て自腹です。

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