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口蹄疫、豊後大野市の対応についての経過説明

(このエントリーは、マックさんからのコメントを受けて起載するものです)

 情報ありがとうございます。
 お恥ずかしいことですが、マックさんからのコメントで、ホームページへの経過掲載について知りました。

 ↓ 市のホームページに掲載された「口蹄疫防疫対策について」はこちら
http://www.bungo-ohno.jp/sicho/index_kouteieki.htm
【以下、「記者会見に至るまでの経緯」から抜粋】
6 月14 日(月)夕方
 中学生で構成する野球チーム関係者から、当初、宮崎県で開催予定であった九州大会を、本市の野球場に変更し、実施したい旨の相談が施設担当者にあった。その大会には、宮崎県の口蹄疫感染地からの参加チームが複数参加することが大会実施要領から判明したので、野球場の利用許可についての判断がその場ではできなかった。
6 月15 日(火)午前
 施設担当者は、前日の相談内容を支所畜産担当者に報告し、それを受けた支所畜産担当者は、この大会での野球場利用についての判断は、口蹄疫対策本部会議に委ねたい旨を産業経済部長に相談した。
---引用ここまで---

 上記経過の中での施設担当者の判断は、評価に値すると思います。一連の事象における初期対応としては、良い対応だと思います。

 しかし残念なことは、この(詳細な)経過を私たち議員に事前に知らされることも無いばかりか、17日の議会本会議においても説明されていません。
 何の問題にしろ、組織の構成者(行政であれば議員にも)事前に知らされず、あとからマスコミ報道で聞かされる…ということは、あってはなりません。
 21日(月)にも議会がありますので、この点、質しておきたいと思います。

 本論に戻りますが、結果として”振り回された”のは子ども達です。この点は、私たち大人がキチンとフォローする必要があると思います。分かってもらえる説明が必要です。

口蹄疫、豊後大野市の対応

 「感染地住民の利用拒否」(『読売新聞』6月17日付)といったセンセーショナルな見出しで報道された当市の対応ですが、ここに、当市がマスコミ向けに発信したプレスリリースの本文を転載します。

 「豊後大野市が所有する公の施設の利用について、平成22年6月16日以降、口蹄疫発生地域から施設を利用しようとする団体に対し、状況に応じて利用の制限をする場合もある。」との取り扱いとする。

 一律ではないということです。

 私の目にとまった範囲では、『毎日新聞』の報道が分かりやすいと思います。
・感染拡大の原因が諸説飛び交っている。発生につながることは極力控えたい
・市が想定するのはスポーツ大会への参加
・県代表の場合、所属市町村を尋ねることはせず、『口蹄疫対策は万全に』と呼びかける
・コンサートなどは適用しない
など。
『毎日新聞』の報道はこちら

 なお、風評被害という指摘もあるようですが、私は当地(大分県含めて)もまた当事者であると受け止めています。
 私の一般質問「口てい疫への対策は万全か」はこちら

 当市の状況
畜産農家341戸(うち、牛約5300頭、豚約7300頭)
2007年度の畜産生産額は、約29億8000万円。

口蹄疫対策、考えうることは全て行う姿勢で!

 6月定例会の一般質問が、今日15日から行なわれ、私がその1番に質問をしました。

 質問内容は、「口てい疫への対策は万全か」

 豊後大野市の口蹄疫対策は、一例目発生が確認された4月20日から対策が検討され始めており、全体としては早めの対応になっています。
 また、牛を中心とした畜産農家からの声もかなり出ているようで、要望にそって概ね対応はしっかりと行っているようです。今議会にも、畜産農家に対する支援の補正予算が総額6,774万円上程されています。⇒補正予算の内容はこちら

 気になった点

・今後、感染被害が拡大した場合、隣県や隣自治体とをまたいでいる道路は、消毒ポイントの設置や通行止めなどの措置が必要になる。現在すでに対象となっている道路に加えて、林道なども含めると何本の道があるか?

⇒把握していない。

・特別措置法では、野生動物についても監視を中心に対策を講じるよう、都道府県に指示している。市としても、鳥獣被害対策とリンクして、対策強化をすべきではないか。

⇒市民が飼っているイノシシについては、一度検査を行った。近々に二度目の検査を行う。
  鳥獣被害対策との関連では考えていなかったので検討したい。

・経済的支援は、牛の市場延期に伴うもののようだが、養豚業の状況はどうなっているか。経済的損失は発生していないか。

⇒状況を把握していない。把握するよう努める。

 前述補正予算のうち、口蹄疫対策支援資金貸付制度に5,000万円が計上され、一経営体100万円を上限としているが、市場閉鎖が長期化するとなれば、その引き上げも検討したいとのことです。しかし、あくまでも”貸付”となっており、直接支援を行うべきではとの質問には、それにはどうしても市だけでは対応が難しい、国において特別交付税等で十分な財政支援措置を講じていただけるよう、要望しているとのことでした。

 質問の中では、川南町の方の声を紹介させていただきました。(川南町のムッチー牧場だよ~ん。ムッチーさん、ありがとうございました。)当市においても、全職員が畜産農家の想いに沿った対応ができるよう今から備えている、との答弁でしたので、期待したいと思います。

 とにかく、いま考えうることは全て行う、そういう姿勢で臨んでいただきたいと述べて、一般質問を結びました。

口蹄疫、畜産農家の声

 口蹄疫に関して、市内の畜産農家に話を聞いてきました。

・野生動物(シカ、イノシシ、カラス等)を介した感染が一番心配である。

・消石灰の配布を受けた。今のところ充分と思うが、これから雨が多くなると流されていくので充分対応して欲しい。

・国は、国道での防疫対策をしっかりやって欲しい。手で噴霧するぐらいの消毒では間に合わないのでは。

・大分県に入ってきた場合に備えて、今から準備すべし。
 殺処分はためらわずに行うこと。
 埋める場所は、畜主まかせにするな。国・県が責任を持っていただきたい。今から検討をつけておくべき。

・養豚業者は、通常経営で多くの借金を抱えている。貸与があっても借りられない。直接支援を。

 

以上、聞き取った内容を、できるだけそのまま掲載していますので、ご了承下さい。