(一般質問)悪臭防止対策について(再質問)


今日の一般質問の3項め、「三重原付近の悪臭防止対策について」での、再質問のやり取りを掲載します。

【質問】
この間、様々な対策が行われ、アンモニア濃度で言えば、600から60ppmまで下がっているとの答弁。調べたら、低い時は30ppmまで下がってきている。いま行われているガラス発砲という脱臭方法は、事業者自ら従前より検討されてきた方法で、そこにロックウールによる実証実験が先に試されたという経過があることを紹介しておく。

 私も見学したことあるが、豚舎の豚はきれいだ。県外の一大産地に視察に行った事があるが、新築の豚舎で建物は非常にきれいだった。しかしながら豚の体には、多少糞が付くっていうのはあり得るが、それは地元の事業者の方がよっぽどきれいであった。そこまで手を入れて行われている。
それは、専門家も「日本国内でトップクラスの対策が行われている」とのこと。これは代表者会議の中でも共有されていること。

 ただしかし、もう場所が悪すぎると考える。いまの事業者の方が前の事業者が使っていた施設を使って事業を始めた後にも、住宅が増えていき、給食センターが建設された、そして今なお、木々は伐採され、開発が進んでいる場所。
給食には全く影響はありません。これも代表者会の中でも共有されている
地形も悪すぎる。
場所、地形の悪さ、どれほどか。これも日本で1、2位を争う悪さだと、代表者会の中で表現されている

 それがために、全体としては臭気は下がっている、アンモニアのPPM、豚臭も下がっている、これについては、一番ひどい時の2割ぐらいまで下がっているとの例えも過去にはあった。
その匂う範囲も狭まった。続く時間も短くなった。しかしそれにも拘わらず、発生している臭気が、場所地形の悪さゆえに、一部地域に流れる道のように残っている。
そして、その臭う時間帯についても、朝と夕方から夜にかけて、残っている。特に夏場、涼しい朝のすがすがしい時間帯に臭うわけです。また夏の夕方、涼しくなったからとエアコンを止めて窓を開けてみる、そうすると臭うわけです。そして夏の夜、外で食事、バーベキューをしたいんだが、それが出来ない。
こういう住民にとっては、やはり変わってないという意見は当然であろうと思う。
まして、こういう環境であることを知らされず土地を買い家を建てた方にとっては、たまったものではない。

今後も対策をとっていくとのことだが、アンモニア濃度や豚臭について、ゼロにできますか。

【答弁】 環境衛生課長
豚臭をゼロにするというのは、移転より他に方法はないと考えています。

【質問】
牛もそうだが生き物を飼っている以上、それなりの臭気が出るのは当然であって、これをゼロにするには、移転しかないというのは、私もその通りだと思っている。

もう一つ、お尋ねする。数年前に移転の可能性について調査が行われた。その後、どうなっているのか。代表者会では議題にはなっていないのか。

【答弁】 環境衛生課長
移転については、業者の方ともいろいろ場所を探している所でありますけど、本年の一月に市外の候補地、業者が地元説明会もまで行ったが、移転ができなかったという状況がございます。

【質問】
業者は移転の可能性を探って動いているということだ。であれば、私は移転に向けて、市がもっと力を入れて欲しいと思う。

 この問題が起こって12年、この間、事業者も様々な対策を講じてきた。住民のみなさんに迷惑をかけていることを重々承知している。だからこそ、経営的にも無理を重ね精神的にも疲労が来ている、限界にきているのではないかと心配している。

 この12年、技術も進歩している。いま使われているガラス発砲という脱臭方法は、今のところ効果を発揮している。移転となった場合に、現在の豚舎をそのまま移すわけではない。より臭気が外にでないウィンドレスという方式もある。移転するとなれば当然ながら、その時の最新式のものを建設するわけです。
糞尿の処理方法もいくつかあり、その方法の違いで臭気の出方も違います。
また、分娩と育成と肥育を分けて経営する3サイト方式というものもある。
私が言うまでもなく、事業者は最新の情報を持っている。こういう場所ならこういう方式、あの場所ならあの方式など、最も良い方法が検討できる。

 しかしながら、いまだに「事業者は糞尿について何も処理していないから臭うのでは」という質問が町外から寄せられるような状況。こういう状況では上手くいく話もとん挫するのは当たり前です。

 豊後大野市の農林業、畜産業がさびれたら、この町に何が残るか。小売業者も建築業者もわかっている。農林業や畜産業がさびれれば、自分たちにも明日がないということを。農林業や畜産業と、住民とが共存共栄していかなければ、持続できない町なんだと。
そしてこういった事業者(養豚業者)は、市の財政にも、若者の雇用にも貢献している産業だ。
あらためて、事業者の移転に向けて、いま一歩踏み出したサポート、支援を行っていくべきではないでしょうか。

【答弁】 市長
異臭問題については、課長が報告申し上げましたけど、75回の代表者会議を重ねてきております。毎月1回、私も出席し、皆さんのご意見を伺いながら、最前の方法を探っていこうと、回を重ねてきました。
業者の方も取り組んでいただいた経過、先ほど答弁申し上げた通りです。
住民の方については、軽減したという声を伺う一方、やっぱり無くなってないから大変なんだ、という声として聞かれる。

 移転の問題も、従前出てまいりました。市外にというより市内にどこか適地が無いか。かなり探った所です。その時に、全部事業者の方が負担するというのはこれは財政的な・・・(聞き取れず)。
国の良い補助、そういったものを取って行こうということで我々も探してきた経緯もあります。そういった経費の面、補助金がどうあるか、といったことを勘案しながら適地があれば、当然我々としても、全面的にバックアップしていきたい、と考えてきている。

 ただ市内に、居住地が無くて造成費用がかからないという所が、なかなか困難な状況でした。一か所あったが、そこに水が無いという致命的な状況でありましたので、ここも断念したという経過があります。

 で、業者の方は、候補地を求めて、実際に設計書もつくり、コンサルタントも一緒に地域の中に説明に行かれたところであります。ただまあ、そういった地域の、なかなか理解が得られないという状況もありまして、いま、違う候補地も探している状況です。

 我々としても、県と一緒になって、どこか候補地がないか、探している状況であります。その時に、市外に転出するのはいかがなものかとおっしゃると、やはり市内の中でまた探していくということも同時に我々としても検討いたしますけども、ま、補助も国がTPP関連で出していこうという状況がございますので、そういったことをうまく活用しながら、最大限移転に向けての話も同時進行で、進めてまいりたい、援助してまいりたい。

【神志那】
当該地だけの話でなく、豊後大野市全体をどのようにしていくかに関わる問題として、努力をお願いしたい。

 

 

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